2016年1月16日土曜日

「Microsoft R Server」デベロッパーエディション 無償公開開始と注意事項

マイクロソフト、R言語が使えるデータ分析サーバ「Microsoft R Server」デベロッパーエディションを無償公開。Windows版、Linux版、Hadoop対応、Teradata対応版も

http://www.publickey1.jp/blog/16/rmicrosoft_r_server.html

という記事が出ています

なんと素敵!

でもね、無料で公開されました!ではありません。

無料でデベロッパーエディションが公開されました!という事なのです。

注意事項:デベロッパーエディションには利用制限があります

SQLサーバーで利用制限を見てみましょう

開発者は、SQL Server 2014 Developer Edition を使用して、SQL Server 上で動作するあらゆる種類のアプリケーションを開発できます。このエディションには Enterprise Edition の機能がすべて含まれていますが、実稼動サーバーとして使用するのではなく、開発およびテスト システムとしての利用に対してライセンスが供与されます。SQL Server Developer は、アプリケーションを作成し、テストするユーザーに適しています。

つまり…文教以外の方が分析用途で使う事は許可されていません。

「Revolution R Open」(「Microsoft R Open」)

Microsoft R Open側はOSSでの公開となるため、利用制限はありません。

もし文教以外の方が分析用で大量のデータを分析したい等のニーズがある場合はこちらを利用すると良いですね

https://mran.revolutionanalytics.com/download/

 R特有のメモリー上限の壁
      メモリーバウンド
      シングルスレッド

という欠点を取り払ったディストリビューションで、かつ以下の幅広いOSに対応しています。

Windows® 7.0 (SP 1), 8.0, 8.1, 10, Windows Server® 2008 R2 (SP1) and 2012
Mac OS X Mavericks (10.9), Yosemite (10.10)
Ubuntu 12.04, 14.04, 15.04
CentOS / Red Hat Enterprise Linux 5.8, 6.5, 7.0
SUSE Linux Enterprise Server 10 & 11 & OpenSUSE 13.1

RREが使いたいぜ!と言う非文教の皆さまはもう少し待てばライセンス価格が発表されるはずです

尚、詳細情報は以下のリンクを読むのが良さそうです

http://blogs.technet.com/b/machinelearning/archive/2016/01/12/making-r-the-enterprise-standard-for-cross-platform-analytics-both-on-premises-and-in-the-cloud.aspx

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