2018年9月24日月曜日

そんなの知ってた!知ってる!対策

将来はふたを開けてみないと分からない
なまじ『予測分類』とかpredictionという言葉があるおかげで、『未来の事象を高確率で当てられる!』というイメージを持たれがちですが、

『将来の環境が変わったら、どんなにデータを用いた予測でもまったく使い物にならない』

というのは十分理解しておいてください(ビジネス現場にも認識してもらうべき事象です)

そんなの知ってた!知ってる!対策

分析プロジェクトを回してみると、結構この手の反応をいただきます。
が、先にその内容を教えてくれていなかった=言語化できないルールだった
ということと、分析(データ)を通じて、『知ってた』事が明確になったということは、分析の実行プロセスが正解を辿っているという事を意味します。

経験上『●●を達成するためにA要素が一定数以上があると良い』のような条件は、1つから2つまでは人間は把握している物なのですが、3つの同時発生条件を教えてあげると、『そんなの知ってた!知ってる!』という反応は少ないようです。

そもそも、分析は占いではないのですけどね

  • トライアンドエラーの考え方でのぞんでください
  • 変化に注目しましょう
消費税増税前の3月の売上の伸びを見て、2014/04/01 以降も順調な売上増加を期待して人員を増やして、経営不振に陥った会社様もあるようです。
もちろん過去の消費税増税後を理解していれば、2014年2月~3月が無視すべき駆け込み需要(需要の先食い)という事は理解できたはずですが、コーザルデータに消費税増税というイベントを採用していなければ、順調に売上が伸びているという判断に陥ってしまう訳です。



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